窓の目隠し

窓を開けた時の目隠し対策

部屋は換気をしないとだんだん湿度が上がり、カビが繁殖しやすい環境になります。とくに日当たりが悪い部屋の換気はこまめに行いたいですね。

またトイレや台所などは臭いもたまるので、換気扇をつけるか、窓をあけて空気を入れ替えないと、カーテンやソファなどにも臭いが染みついてしまいます。

そのほかには、掃除をはじめたときに舞ってしまうホコリを外へ出す、気分転換に外の空気を入れるといったときにも換気をします。

換気をするときには、換気扇以外に窓をあけることが一般的ですが、そこで気になるのが人の目です。

一軒家のお家では人通りのある道側に面した窓や、隣家の目も気になります。

マンションの場合は、共有廊下に面する窓や、向かいの建物からの人の目も気になります。

室内にいると、人が通った時の影は結構気になるものです。

また、開いている窓から室内を覗く不審者がいる場合は一刻も早く対策をしたいです。

そんなときに役立つ窓を開けた時の目隠し方法をご紹介していきます。

手軽にできる方法

1 窓にカーテンを取り付ける

カーテンはベランダや大きな窓には取り付けますが、キッチンの窓やトイレの小窓には付けていない場合があります。

見栄えのするレースカーテンでもいいので取り付けてみると、人が通る影や向かいの家の視線を遮ることができます。

レースカーテンなら風通しもいいので換気も問題ありません。

2 ロールスクリーン・ブラインドの設置

ロールスクリーンやブラインドは人の目が入りにくいことと、人の目線まで下げることで、通りを歩く人の視線も気にならなくなります。

ブラインドの場合は角度を変えるだけで、おろしたままでも換気ができます。

3 すだれを格子に取り付ける

窓にすだれを吊るす、窓の外側にある格子に取り付けることで目隠し効果があります。すだれは風通しも良く、直射日光も遮るため便利ですね。ホームセンターでも販売されているので取り入れやすいでしょう。

すだれがめくれたり風で飛んでいかないように格子にはジグザグにさしこんでいき、結束バンドなどで固定しておくと安心です。

4 目隠し効果のある格子を取り付ける

目の細かい縦格子で目線を遮ることができます。適度に外に景色も見ることができ、窓を割って入ってくるような泥棒対策にもなります。

本格的な目隠し

覗いてくる人が悪質な場合、手を伸ばしてカーテンをよけたり、ブラインドやすだれの隙間から覗いてくるかもしれません(※こんな人がいたらすぐに警察へ通報ですが)。

そこで本格的な目隠しができるようなものをご紹介していきましょう。

1 パーティションを置く

風の通りやすい涼しげなパーティションで、換気の時以外には折りたたんで収納できるようなものがオススメです。

手の届かない位置に置くことで、部屋全体を覗かれにくくします。

2 のぞき見防止の格子を設置する

上からも下からも、角度をつけた板によって視線が入らないようにする格子を取り付けます。ルーバー面格子は、換気を行う際だけ角度を変え、換気が終わったら光が入りやすい角度に調整するなどして活用できそうです。

また、窓を割って侵入してくる泥棒に対しても防犯対策になります。

ただし光の入り具合が大きく減るものもあるため、設置する場所と設置する格子選びは慎重に。